2020年10月07日
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◆◆今月のテーマ:「痛風」◆◆
~尿酸に良いこと・悪いこと~
風が吹くだけで痛いと言われる痛風ですが、実際には全く刺激がなくても相当に痛いものです。今回はそんな痛風や尿酸についてお話したいと思います。
まずキーワードは「プリン体を多く含む食品」と「アルコール」です。
「プリン体を多く含む食品」で思い浮かぶものは何でしょうか?
レバー?魚卵?
レバーに関してはその通りで、牛豚鳥いずれも他の部位より多めです。
では魚卵はいかがでしょうか。
多めに含まれているものが多いのですが、目立つのはイクラ。ほとんどプリン体を含みません。
また卵繋がりで鶏卵も多いとお考えの方もいらしゃいますが、これもほぼゼロです。
案外多いのは、海産物ではカツオ、マイワシ、イカ、エビといったところです。
「ビール以外のお酒は良いんでしょ?」
原因にビールが良くやり玉に挙げられますが、材料の面からの視点であって、アルコール全般が尿酸排泄を妨げることも分かっています。
ですので、「お酒全般は出来るだけ控える」ことも重要です。
「水分を摂りましょう」
簡単に言えば、水分を摂って血液中の尿酸を薄めて捨ててしまいましょう!ということです。
「尿酸値が7.0を切ったから、もう薬はいらないんじゃないの?」
割と患者様から聞かれることではあるのですが、ある程度もう少し下げておいた方が、腎臓を守ることにつながります、と回答しています。
長々と書きましたが、大半の食品にはプリン体がそれなりには含まれ、お酒は程度の差はあれど尿酸を捨てる機能を落としてしまいます。
暴飲暴食が痛風の原因の一大要因であるのは間違いない様ですね。
出典元)https://www.bunkyo-naika.com/treatment/gout-clinic
記事作成:徳永薬局 横須賀店
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